ひとくちに「うつ病」といっても、さまざまな形態があります。 1.躁うつ病 2.単極型うつ病 3.双極型躁うつ病 4.初老期うつ病 5.仮面うつ病 ●躁うつ病(そううつびょう) 悲哀感を主とした「うつ状態」と、爽快感を特徴・・・
躁うつ病では、躁状態またはうつ状態が、正常な状態である中間期をはさんで周期的に繰り返されます。 気分が落ち込み、思考力が低下、活動意欲も低下、さらに身体的にも不眠や肩こりといった自律神経系の障害を訴えることが多い「うつ病・・・
精神病(神経症も含めて)の治療には、抗うつ薬や抗不安薬といった薬による薬物療法以外に、催眠カタルシスや自由連想法、精神分析療法、といった精神療法による治療が行われることがあります。 さまざまな精神療法 ●催眠カタルシス ・・・
20歳代に発病のピークを迎える躁うつ病ですが、40歳代~50歳代にもかなりの人が、特にうつ状態だけの「単極型うつ病」を多く発病しています。 その引き金となる主なものに、「身体的要因」があります。身体の老化、体力の低下、そ・・・
躁うつ病の年代別のピークは、20歳代です。そして30歳代がこれに続きます。その一方で、40歳代~50歳代にも多くなります。ただし20歳代は、双極性躁うつ病(うつ病相と躁病相が交互に現れるタイプの躁うつ病)が多いのに対し、・・・
身体症状、たとえば、頭痛や背中の痛み、不眠、めまい、など、を主に訴えることから、それがうつ状態の症状であることが見落とされがちになることがあります。それを「仮面うつ病」といいます。現代病のひとつとされ、ストレスが影響して・・・
躁うつ病の原因としてチェックすべきものはたくさんあります。環境的な要因も多く作用しますが、遺伝的要因も関与することが指摘されます。また、体型や性格との関係を示唆する研究もあります。 たとえば、双極型躁うつ病(うつ状態と躁・・・
躁うつ病は、単極型うつ病の場合と、双極型躁うつ病の場合では多少、治療法が異なります。タイプにあった治療方法を選択する必要があります。 ●単極型うつ病の場合の治療法 以前は、うつ病に対する治療というと、電気ショックが用いら・・・
うつ病の治療方法として、主となるのは「抗うつ薬による薬物療法」です。単極型うつ病では、主に、三環系抗うつ薬(さんかんけいこううつやく)(イミブラミン、アミトリピチリン、ノルトリプチリン)が用いられます。 薬は「一般名」と・・・
うつ病、特に単極型うつ病に用いられる薬物療法は、抗うつ薬によるものが主です。なかでも、三環系抗うつ薬(さんかんけいこううつやく)(イミブラミン、アミトリピチリン、ノルトリプチリン)が、その代表薬となります。 イミプラミン・・・
「抗うつ薬のなかでも比較的鎮静効果に優れており、うつ病のなかでも睡眠障害や焦燥感の強い症例に適している」と言われるのが、「アミトリプチリン(一般名)」(商標名は「トリプタノール」「ミケトリン」「ラントロン」)です。この薬・・・
うつ病のなかには、季節によって症状が出たり、または重くなったりするものがあります。秋から冬にかけてうつ状態になり、春から夏にかけて軽快または回復するという、季節的な周期がみられるものもあります。 このタイプのものを「季節・・・
こころの病には、躁うつ病以外にも実にさまざまなものがあります。その代表格が「神経症(しんけいしょう)」,ノイローゼです。 神経症というのは、何らかの身体的な病気(脳の障害など)の原因がみあたらないにもかかわらず、心身の機・・・
精神医学では、さまざまな心の病気を、内因性のもの(躁うつ病や統合失調症(かつての精神分裂病)以外に、心因性、外因性の疾患に分類しています。 精神医学でいうところの「心因性の精神障害」,つまり、何らかの身体的病気、たとえば・・・
躁うつ病や統合失調症(かつては、精神分裂病と呼ばれていた疾患)は、はっきりとした原因がわからず、精神医学の世界では、内因性の疾患として分類されます。それに対してもう少し症状が軽く、心理的な要因(環境が重視されます)による・・・
躁うつ病は、内因性の精神障害の代表であるのに対し、それよりも症状が軽く、環境の変化や性格に強く影響されるうつ状態を「抑うつ神経症」といいます。心因性の神経症(ノイローゼ)の一種です。うつ病とは異なり、多くの場合、誘因がは・・・
精神障害を発病し、精神病院への入院によってある程度回復したら、次に問題となるのが、社会復帰です。生活療法などで社会復帰に備えていたとはいえ、入院や治療などで長い間社会生活から離れていると、社会の生活へすぐに戻るのは難しく・・・