うつ病の種類

ひとくちに「うつ病」といっても、さまざまな形態があります。

1.躁うつ病
2.単極型うつ病
3.双極型躁うつ病
4.初老期うつ病
5.仮面うつ病

●躁うつ病(そううつびょう)
悲哀感を主とした「うつ状態」と、爽快感を特徴とする「躁状態(そうじょうたい)」があらわれる感情の障害を「躁うつ病」といいます。

遺伝的、性格的要因が大きいとされていますが、病状が落ち着くと、正常な人格に戻るのが普通です。

●単極型うつ病
うつ状態だけが周期的に繰り返される症状を「単極型うつ病」といいます。

躁うつ病のうちの約7割以上を占めるとされます。

先進国、特に経済水準が高い社会層に多いことが特徴です。時代が変化するにしたがって、患者数が増加する傾向があります。

日本人が特にチェックする必要がある型といえるかもしれません。

●双極型躁うつ病
うつ病相と躁病相を交互に繰り返す型のうつ病です。

単極型うつ病と比較して初発年齢が低いのが特徴で、遺伝的な因子の関係が深いといわれます。

●初老期うつ病
40歳代~50歳代の初老期に初めてうつ病の症状が現れるものをいいます。

うつ病だけが現れるので、「単極型うつ病」に分類されます。

加齢による身体的な衰えや社会的な変化などが引き金となるとされます。

●仮面うつ病
うつ状態であることを本人も医師も見逃しがちです。というのも、患者さんが主に身体症状を強く訴えるからです。ストレス社会における現代病のひとつとされます。発病は、生活環境の変化が引き金となることが多いです。